小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京地検特捜部は政治資金規正法違反罪で衆院議員石川知裕被告(36)らを起訴、小沢氏を不起訴とした。検察側は石川被告の初公判の冒頭陳述に、収支報告書へ記載されなかった4億円に中堅ゼネコン「水谷建設」からの裏献金が含まれていたことを盛り込む方針とみられる。受領を否定する石川被告側は全面的に争うとみられ、小沢氏が証人出廷する可能性もある。
石川被告は収支報告書への故意の虚偽記載を認めており、公判で全面的に主張を変えない限りは、起訴内容について大きな争いはないとみられる。焦点となるのは4億円の原資などの情状面だ。
【関連ニュース】
・
【特集】「陸山会」土地購入事件〜小沢氏を不起訴〜 ・
「大政翼賛会」は続かない〜民主・渡部元衆院副議長インタビュー〜 ・
勃発した「藤井一派」vs「アンチ財務省」の暗闘〜経産省と組んだ菅副総理〜 ・
難問山積 問われる首相の決断力〜普天間、小沢氏団体問題にどう対応?〜 ・
労組への配慮で公務員制度改革「封印」の危機 ・
<障害者基本法>抜本改正で推進会議一致 差別禁止法制定も(毎日新聞)・
米大使が中国、北の軍事的脅威を強調 (産経新聞)・
児童虐待、有力情報に10万円…警察庁(読売新聞)・
携帯充電器マルチで逮捕=虚偽説明で解約妨害容疑−大阪府警(時事通信)・
首相動静(1月29日)(時事通信)